一般社団法人 日本鉄道電気技術協会

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技術認定講習会のご案内

信号・通信ケーブル接続工法、レールボンド溶接工法はいずれも鉄道システムの信頼度および安全性にかかわる技術であり、しかもその作業は特殊な技能であるため、JR各社、鉄道運輸機構は、信号・通信ケーブル接続作業、レールボンド溶接作業の従事者に対して、技能養成認定講習会を受講し、その認定資格の取得を義務づけています。 当協会はこの講習会の実施の委託を受け、各地で( 主として支部単位) 講習会を実施しています。
実技の教育を行い、あわせて技術検定を実施し、一定のレベルを超える者に対して認定証を交付しています。 

信号ケーブル接続工法

信号ケーーブルの種類は多様でSEE-SLケーブル、SEV-VPケーブル、SVV-CVケーブル、SQEAケーブル、SQECA-TSケーブル、SPEVケーブル、SPECA-FRケーブル、光ファイバーケーブル等を対象に直線または分岐接続あるいは端末処理の方法を指導します。

通信ケーブル接続工法

通信ケーブルについても、その種類は多様かつ複雑である。ポリエチレンシースケーブル、漏洩同軸ケーブル、光ファイバーケーブル等を対象にそれぞれに対応する接続工法を指導します。

レールボンド溶着工法

レールの強度に影響を与えないように、低温でボンドを確実にとりつけるためには、特殊な技術が必要です。直流電化区間、交流電化区間とも、ガス溶接用吹管による方法またはターボトーチによる方法を主体として教育しています。
平成8年から一部のJRで、レールボンドの工事および保守を保線側で担当することとなり、これにともなって保線の担当者の教育も実施しています。