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連動装置〔改訂二版〕

投稿日時:2018-12-25 18:25:49 (4085ヒット)

連動を確保する機器は、機械から電磁機器、電子機器へと変わっていますが、連動の仕組みが変わるものではありません。連動装置は、転てつ装置や信号機等のお互いの連鎖を取ることですから、電気的には一つの論理回路になっています。連動装置では、論理回路を連動図表で表現しています。そのため、連動装置を理解するためには連動図表を理解することが重要です。論理回路の理解は、電子的な数式よりもリレー論理で行うほうが容易です。

平成25年の改訂に当たり、基本的な構成は変えないで、連動の基本を理解して頂くために、リレー論理、すなわち継電連動装置で説明することにしました。電子連動装置を理解するためにもリレー論理で各種鎖錠などの連動の概念を理解することは必要なことです。電子連動には、継電連動にない機能も多く収容することができますので、基本的な電子連動については本書もページを割いています。ただし、基本的な安全性の手法などにとどめ開発初期の電子連動装置のデータ構造とその処理方法の詳細を解説することは割愛しました。

信号概論 連動装置[改訂二版]の構成

    1.  
    2. 連動装置とは
    3.    
    4. 連鎖と鎖錠
    5.    
    6. 連動図表
    7.    
    8. 継電連動装置と連動結線図
    9.    
    10. 配線図 
    11.  
    12. 連動検査 
    13.  
    14. 構内関連踏切と継電連動機動作記憶装置
    15.    
    16. 電子連動装置

体裁

B5版 214ページ 全8章

頒布価格(実費)

定価3,520円(会員価格2,860円)(いずれも税込み)送料実費