一般社団法人 日本鉄道電気技術協会

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運輸安全委員会調査報告一覧【平成23年3月25日(金)公表】

鉄道事故
番号

鉄道事業者、
事故種類、
発生日時・
場所・列車 

     事故概要 原   因
1 


○北海道旅客鉄道株式会社
○列車脱線事故(踏切障害に伴うもの)
○H22.1.29(金) 12:21ごろ
○北海道深川市函館線 深川駅〜妹背牛(もせうし)駅間(複線)深川6号線踏切道(第1種踏切道)
函館駅起点389k721m付
○函館線旭川駅発札幌駅行き5両編成の上り特急第2024M(スーパーカムイ24号)



 


 本件列車は、深川駅を定刻より約1分遅れて出発した。
 列車の運転士は直線区間を力行運転中、深川6号線踏切道に進行方向左側から進入する大型ダンプを認め、気笛を吹鳴して直ちに非常ブレーキを使用したが間に合わず大型ダンプと衝突し、同踏切道から約204m行き過ぎて停止した。
 列車には、乗客103名、運転士1名及び車掌1名が乗車していたが、このうち乗客42名、運転士及び車掌が負傷した。また、大型ダンプの運転者が負傷した。
 列車は1両目前頭部が大破して前台車全2軸が右側へ脱線するとともに、1両目から3両目までの車両端部等が損傷した。また、大型ダンプは大破したが、火災の発生はなかった。
 


 本事故は、本件踏切の踏切遮断機及び踏切警報機が正常に作動していたにもかかわらず、本件大型ダンプが本件列車の通過直前に本件踏切に進入して停止したため、本件列車が本件大型ダンプと衝突し、脱線したものと推定される。
 


○東日本旅客鉄道株式会社
○列車脱線事故
○H22.1.17(日) 10:03ごろ
○新潟県北魚沼郡川口町
上越線 越後川口駅〜小千谷駅間(複線)
大宮駅起点219k076m付近
○越後中里駅発長岡駅行き3両編成の下り普通第1751M列車


 


 本件列車は、前日から出発を抑止されていた小出駅を定刻より9時間09分遅れて出発した。
 列車は、越後川口駅に到着後、同駅を出発して力行運転中、力行ノッチが入っているにもかかわらず雪の影響で速度が徐々に低下して牛ヶ島トンネルへ進入したところで自然に停止した。
 列車の運転士が輸送指令に救援を要請し、現地に到着した除雪作業員により列車周辺の雪が除去された後、列車を移動させたところ、自然に停止すると同時にモータの異常音が聞こえたため、直ちにブレーキをかけた。
 列車は、1両目の後台車第1軸の左車輪フランジ先端部が左レール上に乗り上げた状態で脱線していた。
 列車には、乗客はおらず運転士及び車掌のみが乗務していたが、死傷者はなかった。
 
 


 本事故は、雪により停止した本件列車を移動させた際に、1両目後台車が線路上の圧雪に乗り上げたため、同台車第1軸が脱線したものと考えられる。
 また、線路上の圧雪に乗り上げたことについては、本件列車を移動させる際、台車周辺の雪の除去が十分ではなかったことによるものと考えられる。
 
 

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